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2010.11/07(Sun)

Become happy…8

Become happy…8の更新です



いよいよですお話しに動きが出てきます前回の終わりに少し臭わせた『あいつ』…皆さんは誰だと予想していましたか8話ではそれが明らかになります



それでは8話…楽しんでもらえたら嬉しいです



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いつも拍手やコメントありがとうございますコメレスが遅くなってしまう私ですが、懲りずにコメントもらえたら嬉しいです

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《Become happy…8》


ダイニングテーブルを囲んで、たわいもない会話。けどそこにはすげぇ居心地のいい空間ができてて、今日家にメンバーを集めたことを改めてよかったと俺は感じてた。



キッチンでみんなで摘めそうなものを作ってると、愛澄が入ってきて俺の手元を覗き込んだ。



「おいしそーな匂い~」



「俺が作ってんだから、美味いに決まってんだろ。」



「そーだねぇ。ねぇ?かずぅ?」



甘えた声…語尾が伸びる話し方…



「愛澄、おまえかなり飲んでない?」



「ん~?そんなことなぁいよ?ねぇ?これ、もぉない~?」



愛澄が俺に見せたのは、甘そうなカクテルの空き缶。俺はそれを愛澄の手から取り上げた。



「今日はもう飲むの終わりな?聖~!愛澄にもう酒飲ませんなよ!」



「え~…なぁんで?今日はかずいるんだから、飲んでいい日じゃないの~?もっと飲みたい~…」



愛澄は唇を尖らせて不満げに俺を見上げて言った。俺はそんな愛澄の耳元で、あいつらに聞こえないようにそっと囁いた。



「続き…するんだろ?飲みすぎて寝ちゃったら、できねぇよ?いいの?」



愛澄は酔って少し潤んだ目を俺に向けてフワッと笑った。そして小さく首を横に振った。俺はそんな愛澄を見て頭をポンポンとして笑った。



「オーイ!そこの二人!自分達だけの世界を作らない!!かーめー、愛澄ちゃんにもう飲ませないから早くこっち返せよ。華がないとつまんねぇだろ!」



聖は笑いながら俺に向かって言った。



「愛澄、これ持ってって。」



「はーい。」



愛澄を中心にして会話が弾む。



「愛澄ちゃんは亀のどこが好きなの?」



上田が興味津々な顔して愛澄に聞いた。



「ん~……分かんない。どこって言われても…ひとつじゃないし。あ…でもね、こんな私を好きって言ってくれる和也に出会えて幸せだなぁ~って思うよ?」



恥ずかしそうに顔を赤くして言った愛澄が俺に目線を向けた。



「こんな私って…かわいくて何も問題ない気がするんだけど、何かあるの?」



中丸が俺に向かって言った。



「ん?……別にたいしたことじゃねぇんだよ。ただ、他の女よりちょーっと手がかかるってだけで。な?愛澄。」



「………そんなの自分で分かんないよ~…」



「俺と同じで小悪魔ちゃんなの?愛澄ちゃんは。」



上田が愛澄を見てニッコリ笑った。



「上田くんとは…違うよ~…私はね、すごいヤキモチ妬きなの…だから和也のこといつも困らせちゃうんだよ。」



「けどさ、そういうとこ…男にとってはかわいく思える部分だったりすんじゃねぇの?そんだけ自分のこと想ってくれてんだなって嬉しくなるけどな。」



「…俺、聖の言うこと…分かんないかも。」



「おまえは、絶対に愛澄の相手はできねぇよ。振り回されるばっかじゃね?」



俺は笑いながら中丸に言った。すると隣にいた愛澄が俺のTシャツを摘んで引っ張った。



「それ、どういう意味?私そんなに和也のこと振り回してないでしょ~!」



必死に反論する愛澄がかわいくて、おかしくて、俺は宥めるように愛澄の頭をそっと撫でた。



「分かってる。ただ…やっぱ中丸におまえの相手は務まらないと思うんだよな。」



「そんなの分からないじゃない。中丸くん、試してみよっか?」



愛澄は俺の横から顔を出して中丸に話しかけた。



「………いや、いいです。遠慮しときます。」



中丸の一言で、愛澄以外の全員が笑った。愛澄は納得いかないって顔してたけど…聖が言ったことですぐに機嫌は直った。



「愛澄ちゃんのわがままはさ…亀しか受け入れられないってことなんだよ。二人は出会うべくして出会ったんだな。」



それを聞いた愛澄が俺を見上げる。俺はそんな愛澄を見て小さく頷いて笑った。



穏やかな空気が流れてた時、今まで俺らの話を聞いて笑ってただけだった田口が口を開いた。



「そんなヤキモチ妬きだったら、この前のこともかなり大変だったんじゃないの?」



「この前の…こと?」



当たり前だけど、愛澄は何のことか分からずに田口に目線を向けたあと、もう一度俺を見た。



「ん?なにも…な…」



「沙織に会ったんだろ?」



「田口っ!!」



俺が否定の言葉を口に出した時、それを遮るように田口が沙織の名前を言った。聖はすぐに田口を止めようとしたけど、もうその時には愛澄の耳に沙織の名前は入ってたんだ…



一瞬にしてさっきまで流れてた穏やかな空気は変わった…ピンと張り詰めた空気が俺の体を突き刺すような感覚……感じるのは愛澄の視線…直視できない。今おまえはどんな悲しげな顔を俺に向けてるの?泣いてる?泣かせてる?見たくないのに…俺はまた大事な女を傷つける?………



Become happy・・・9へ続く
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