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2009.08/06(Thu)

Kiss Mark☆第3話

今日は「Kiss Mark☆第3話」のアップですラブラブな二人の雲行きがちょ~っと怪しくなってきました少しはトラブルもないとね・・・というわけで、第3話楽しんでもらえたら嬉しいです



第3話は続きからどうぞ


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【Kiss Mark☆第3話】


「愛澄、ちゃんと食えよ。」



「ん?ちゃんと食べてるよ?」



「それならいいけど。」



「でも・・・夜遅いから、食べ過ぎると太っちゃうし・・・」



「大丈夫。おまえ、細すぎだからもうちょっと体重増えた方がいいよ。」



和也は焼けたお肉を私の皿に入れた。それを見ていた赤西くんが



「そうそう。あんまり細いと抱き心地悪いぞ?」



と言った。



「そうなの?」



私は不安げな顔で和也に問いかける。



「いや・・・そうじゃなくて・・・赤西!おまえ変なこと言うなよな!」



「ごめんなさーい!愛澄ちゃん、今の冗談だからね~」



赤西くんはいたずらっ子のような顔で笑った。



「仁から聞いてはいたけどさ・・・愛澄ちゃんて、ほんとかわいい子だね。亀がベタ惚れなの分かる気がするわ。」



「だろ?見てて分かるよな?亀が彼女のことかわいくて仕方ないの。」



赤西くんとヤマピーは和也を見て二人で頷いていた。



「あ~もぉーうるせぇなぁ。」



照れたように和也は言って、その場の空気を変えようと必死だった。その後も私達は付き合い始めたきっかけとか、散々ヤマピーに聞かれ、赤西くんにいろんなことを暴露されて、和也は文句を言いながらも楽しそうにしていた。



楽しい時間もあっという間に過ぎて、時計はもう12時を越えていた。



「いっぱい食って飲んだし、そろそろ帰るかな。ぴぃ今日おまえんとこ泊めて?うち帰んのめんどくせぇ。」



赤西くんは機嫌良さそうに言った。



「は?!・・・まぁ、別にいいけど。」



「悪いね、ヤマピー。その酔っ払い頼むわ。」



「あぁ。分かってる。」



そんな会話をしながら店の外に出ようとした時・・・



「和也?!」



聞きなれない女の人の声が和也を呼び止めた。和也は声のする方を振り向いた。



「・・・・・・・・・美姫・・・?」



その瞬間、私の背筋は凍りついた。和也の口からふいに出た名前。ただの友達かもしれない。仕事関係の人かもしれない。そう思いたかった・・・でも・・・どうしてもそんな関係だとは思えなかった。なんだろう・・・これは私の女の勘なのかもしれない。



俺は呼び止めた声の方を振り向いた。そこにいたのは・・・昔付き合ってた彼女だった。



「・・・美姫・・・」



一瞬、愛澄が隣にいるのも忘れて口からこぼれたその名前。俺を見て微笑む懐かしい姿を見て、しばらくの間沈黙が続いた。



「・・・だれ・・・?」



俺のシャツの袖を引っ張り愛澄が言った時、俺はハッと我に返った。



「あぁ・・・高校ん時の担任の先生。」



「・・・そう・・・」



俺の言葉なんて全く信じてない愛澄の冷たい返事。愛澄が納得しないのも仕方ない・・・向こうは俺を名前で呼んだし、思わず俺もアイツを名前で呼んだ。



《後でちゃんと言わねぇとな・・・》



そんなことを考えた時



「久しぶりね。テレビでは見てたけど、会うのなんて何年ぶり?」



美姫はそう言いながら近付いてきた。



「うん。久しぶり。何?今こっち来てんの?」



「今日はね、研修で東京来たのよ。泊まりだから、同僚とご飯食べに行こうって話になって。和也は?」



美姫は俺の隣で視線をそらすように俯く、愛澄をチラッと見た。



「彼女とデート?かわいい子じゃない。紹介して?」



何年経っても変わらない・・・愛澄と正反対の性格の美姫。愛澄の微妙な態度に気付いているのか、気付いてないのか分からないけど、スパッと自分の思ってることを口にする。



「・・・今付き合ってるんだ。愛澄?彼女は白石美姫さん、さっきも言ったけど俺の高校ん時の担任。」



愛澄はゆっくり顔を上げて美姫を見た。



「はじめまして・・・愛澄です。」



愛澄はペコッと頭を下げた。



「美姫です。よろしくね!和也ー!かわいい彼女だね。年上?」



「あぁ~うん・・・6歳上。」



「え~?そうなの?!全然見えないね。」



「そうかもな。」



俺が言うと美姫は意味ありげに笑った。



「なに・・・?」



「ん~?和也は年上好きだなぁって思って・・・」



「おま・・・えっ!何言ってんだよ!」



愛澄は掴んでた俺のシャツの袖を離して



「・・・赤西くんとこ行ってるね・・・」



と言って俺の元を離れて赤西とヤマピーの方へ走っていった。



「悪い・・・あんまりここで長居するとヤバイから、もう行くわ。じゃあな・・・」



俺は愛澄のことが気がかりでそう美姫に言って愛澄の所に行こうとした。その様子を見ていた美姫はクスッと笑った。



「ほんと・・・かわいい子。私と違って素直で・・・気持ち隠せないって感じね。あ・・・そうだ和也。私、今週ずっと東京にいるから、ゆっくり会えると嬉しいんだけど。久しぶりにいろいろ話したい。携帯に電話かけるね!番号変わってないんでしょ?」



悪気のない美姫に俺は何て返事をしていいのか、正直戸惑っていた。その時・・・



「かめー!早くここ出ねぇと、そのうちバレるぞ!」



ヤマピーがタクシーを捕まえて言った。



「ごめん!じゃあな・・・」



俺は美姫にそれだけ言って、愛澄の元に行き今にも泣き出しそうな愛澄の手を引いてタクシーに乗った。



俺の頭の中は、帰ってから愛澄に何をどう話せばいいのか分からず・・・めちゃくちゃ混乱していた。
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